コローの試験撮影
ネタ元:ESA Corot website
原題:COROT sees first light!
出展のリリース日:2007-01-24
COLOTは昨年(2006年)12月27日に打ち上げられた宇宙望遠鏡である。
その目的は星振の観測と、太陽系外惑星の探査にある。
2007年2月からの稼動を前に、今、COLOTの最終調整が行われているところだ。
本来、すべての画素は同一の光量に対し同一の電流を発生させなくてはならない。
ところが製造時の精度などで、個々の画素のバラツキは避けられない。
そこで、個々の画素の特性を把握し、画像を受信した時点でバラツキを補正する必要がある。
これがキャリブレーションだ。
1月17日には、COLOTの光学系を覆っていた保護カバーが外され、試験撮影された画像が送られてきた。
翌日には、姿勢制御によってCOLOTは銀河中心とは反対の方向へ向けられた。
この方向は4月まで維持され、その後180反転させる予定である。
これには、意味がある。
いて座付近の銀河は太く濃いが、オリオン座付近の銀河は目立たない。
これは、銀河の中心がいて座の方向にあり、オリオン座付近はその反対側であることを示している。
冬場にオリオン座が良く見えるのは、この時期に太陽は銀河系の中心方向に位置しているからだ。
一方で、夏場には太陽が銀河中心とは反対方向に来るため、いて座付近がよく見えることになる。
COLOTは太陽光線による影響を避けるために、冬場は銀河中心とは反対方向を向き、夏場にさしかかる4月に銀河中心方向に向きを変えるのだ。
つまり、なるべく太陽を背にしようという意図である。