Orbital Express、軌道へ
ネタ元:Science@NASA
原題:Orbital Express Launches Successfully
出展のリリース日:2007-03-09
2007/3/8、Orbital Expressがケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。
今後3か月間、従来人手を要していたランデブーやドッキングを、自動で制御しようという実験が繰り返される。

出展:Science@NASA
この実験が成功すれば、将来のミッションにおいて、宇宙飛行士の関与は大幅に減ると期待されている。
Orbital Expressと一言でまとめているが、実際は以下の2つの機体から構成される。
- ASTRO:Autonomous Space Transport Robotic Operations
- NextSat:Next-generation serviceable Satellite
二つの機体は連なって、地球を周回しながら、無人でのドッキング、燃料補給、部品交換を実験する。
これら一連の実験のなかで、キーとなる技術がAVGS[Advanced Video Guidance Sensor]だ。
ASTROに搭載されたAVGSが赤外線レーザーをNextSatに向けて放射する。
NextSatの機体にはレトロリフレクター[retroreflector]という反射器が複数配置されていて、赤外線レーザーを反射する。
この反射光を分析することにより、ASTROはNextSatとの間合いを知り、スピード・姿勢を制御しつつNextSatとドッキングするのだ。
AVGSの開発マネージャーであるJames Lee氏は、「次世代の宇宙技術では、自動制御によるランデブー・ドッキングが重要な役を演じることを、このミッションを通じて示したい」と語る。