エルニーニョ現象を語る。
ペルー沖の海水温が上昇する現象をエルニーニョ現象という。
エルニーニョ現象は、世界的な異常気象の原因となっている。
貿易風の影響で、ペルー沖の海水は、常に西へ向けて押しやられている。
減った海水を補うために、深海から海水が海面まで上昇する。
深海から海水は、太陽光の影響がないので、冷えている。
このためペルー沖の海水温は、いつも低温である。
貿易風が弱まると、西へ向かう海水の量が減る。
このため深海からの低温の海水の上昇も減るので、ペルー沖の海水温が上昇するのだ。
深海から海水には、リンや窒素が含まれている。
これらをエサとするプランクトンが繁殖し、プランクトンをエサにする魚が集まってくる。
このため、ペルー沖は漁場となっている。
エルニーニョ現象が起きると、深海からの海水が減るので、漁業はダメージを受ける。
ペルー沖の海水温が上昇するので、雲が発生し、普段は乾燥しているペルーに雨が降る。
一方で、東まで海流が届かないので、インドネシアなどは雨が減るのである。
参考文献・サイト
2008/03/16