モホロビチッチ不連続面を語る。
地震波は、地殻中を秒速6キロメートルで進む。
ところが、地震波がマントルに入ると、秒速7キロメートルにスピードアップする。
スピードがだんだんと変るのではなく、突然変化することから、「不連続面」と言われている。
地震波の研究をしていたクロアチア人のモホロビチッチは、地下50kmくらいの場所を境に地震波の速度が突然変化することを突き止めた。(1909年)
このことから、この面をモホロビチッチ不連続面と呼ぶようになった。
略してモホ面という場合もある。
やがて地中の構造が明らかになると、モホロビチッチ不連続面は、地殻とマントルの境界面に相当することが確認された。
地殻は玄武岩質、マントルはかんらん岩質で出来ている。
この岩質の差が、地震波の速度の差になっている。
震央距離と地震波の到達時間の関係を示したグラフを走時曲線という。
走時曲線を見ると、震央距離が大きくなると、ある距離から突如として地震波の速度が速くなる。
これは、モホロビチッチ不連続面よりも下側(マントル)を経由した地震波が、地殻中の地震波よりも早く到達したからである。
参考文献・サイト
2008/03/08