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結晶分化作用を語る。

結晶分化作用とは

地球深くの高熱によって、岩石がドロドロに溶けたものをマグマという。
マグマが地中の浅いところまで上昇すると、温度が下がるので再び固まって岩石に戻る。
このとき、マグマ全体が一度に固まらない。



マグマは単一の鉱物で出来ているのではない。
複数種の鉱物が溶け合っている。
その中には、融点の低い鉱物(固まりやすい鉱物)や、融点の高い鉱物(固まりにくい鉱物)まで様々だ。



このため、マグマが徐々に冷えていくとき、融点の低い鉱物から固まっていくことになる。



マグマが冷えるときに、固まりやすい鉱物から順番に晶出し、残ったマグマの組成が次々に変化していくプロセスを結晶分化作用という。




結晶分化作用のしくみ

玄武岩質マグマが冷えていく過程で、融点の高い鉱物(固まりやすい鉱物)から晶出していく。
マグマの温度が高いうちは、融点の低い鉱物(溶けやすい鉱物)は、晶出できないからだ。
晶出した鉱物はマグマ中にプカプカ浮かぶのではなく、重いのでマグマの底へ沈んでいく。



マグマの一部が晶出した結果、残ったマグマの組成は最初とは異なったものに変化する。
融点の高い鉱物(固まりやすい鉱物)が晶出し、マグマから抜け出してしまったからだ。
さらに温度が下がると、次に融点の高い鉱物(次に固まりやすい鉱物)が晶出し、マグマの底へ沈んでいく。



この結果、残ったマグマの組成がまた変化したことになる。
マグマは冷えながら、次々と鉱物を晶出させ、マグマ自体の組成を変えていくのだ。



このように、マグマの温度が下がるに従い、固まりやすい鉱物から順番に晶出し、残ったマグマの組成が次々に変化していくプロセスが結晶分化作用なのである。




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参考文献・サイト

NSF:Crystallization-Differentiation of Basaltic Magma
CliffsNotes:Magmatic Differentiation

2008/05/31

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