アクロマートとアポクロマートを語る。
太陽光をプリズムに通すと光が屈折する。
光は色ごと(波長ごと)に屈折率が異なるので、プリズムを通過した太陽光は色ごとに分かれて虹の模様が現れる。
これは太陽光に限らず、(太陽以外の)恒星の光であっても同様である。
凸レンズの端部はプリズムと形が似ている。
このため、凸レンズを通過した光は色ごとに分かれてしまい、一点で焦点を作らない。
このような対物レンズで作られた像を見ると、周囲に赤や青の色がはみ出したような像になる。
像が正しく見えない現象を収差という。
この場合は色が正しくないので色収差という。
色収差を軽減するために複数のレンズを組み合わせる方法が考え出された。
2枚のレンズを組み合わせたものをアクロマート、3枚のレンズを組み合わせたものをアポクロマートという。
アポクロマートはアクロマートより性能が優れているが、その分高価である。
アクロマート
アクロマートはクラウンガラスの凸レンズとフリントガラスの凹レンズを組み合わせることによって、青と赤の焦点を一致させるレンズである。
アポクロマート
アポクロマートは3枚のレンズを組み合わせて青、赤、緑の焦点を一致させるレンズである。
参考文献・サイト
2008/03/19