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マックスウェル山を語る。

マックスウェル山とは

金星最大の山がマックスウェル山だ。



金星は8割は、火山性溶岩の平原であり、非常に平坦である。
残りの2割りは高地になっている。

高地は北のイシュタル高地と赤道部のアフロディア高地の二つがある。

マックスウェル山は、イシュタル高地の東端に位置する。




マックスウェル山の特色

マックスウェル山の標高は12kmもある。
金星には海がないので、海抜で標高を表現できない。
そこで、山や谷をすべてならし、金星全体を凹凸のない球体とした場合を考える。
この球体の表面から、マックスウェル山山頂までの高さが、12kmなのだ。



一方でマックスウェル山の裾野の直径は10kmしかない。
標高よりも短いのだ。
マックスウェル山は非常に縦長な山なのである。



地球や火星には、このような縦長の山はない。
裾野の径が小さければ、山全体の重量を支え切れないからである。



マックスウェル山のような急斜面の山が存在できるということは、金星の岩石は非常に強度を持っているのであろう。




マックスウェル山の名称

金星の地形には、女性の人物名を付けるルールがある。
このルールに準拠していない地名が3か所ある。
マックスウェル山、アルファ領域、ベータ領域がそれだ。



この3か所の地名は、ルールが制定される以前に命名されたものだからだ。
アルファ領域、ベータ領域は、単にギリシャ語のアルファベットを割り当てたのみである。



マックスウェル山は、物理学者のジェームス・マックスウェル[James Maxwell]に由来する。
電磁気の教科書に出てくるマックスウェル方程式のマックスウェルだ。



従って、マックスウェル山は金星で唯一男性名がついた地形なのである。




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