ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

極循環を語る。

極循環とは

大気循環

地球は太陽から熱を受けている。
しかし、太陽の熱は均等に地球を暖めるのではない。
低緯度(赤道付近)が太陽から受ける熱量は多く、緯度が高くなるにつれ受ける熱は少なくなる。



このため、大気の温まり方が緯度によって違ってくる。
空気は温まるほど密度が薄くなり上昇しやすい。
反対に冷えた空気は下降する。



大気の温まり方の違いが原因となって地球の大気は、大規模に循環する。
これを大気循環という。




極循環

大気循環には、ハドレー循環フェレル循環極循環の3つがある。



極循環は、北緯・南緯60度から極点の間で起こる大気の循環である。



北極、南極付近は太陽からの熱供給が極めて少ない。
このため、極域上空の空気は冷え下降する。
上空は圧力が減るので、緯度60度付近から流れてきた空気が流入する。
こうして、極へ向かう循環が起こるのである。

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参考文献・サイト

地球惑星物理科学
The National Snow and Ice Data Center
Descriptions of Stratospheric Ozone Products

2008/02/16



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