アイソスタシーを語る。
家やビルなどを建設する場合、地面を掘って基礎を作る。
基礎を作っておかないと、建築物を維持できなくなるので、基礎は重要だ。
より高い建築ほど、より深い基礎が必要である。
一軒家に比較して、高層ビルの基礎は、深く作られている。
これと同じことが地形にも言える。
高い山の直下の地殻は、非常に厚く深くなっている。
反対に平地の直下の地殻は、薄く浅いのだ。
マントルと地殻の境界は均一ではない。
地形に応じて、深くなったり浅くなったりしているのである。
水に木材を浮かべると、一部は水面上に出て、それ以外は水面下に沈む。 さらに大きな木材を浮かべると、水面上に出る部分は増えるが、同時に水面下に沈む部分も大きくなる。
浮かぶ物体は、水面上のサイズが大きいほど、水面下の部分も深いことが理解できる。
地殻はマントルに浮かんでいると考えていい。 地殻の厚みは、場所によって異なる。 厚い地殻は、より深くマントルに沈んでいる。
例えば、高山は標高が高いが、マントルに沈んだ部分も深い。
地殻とマントルの境界面をモホ面という。 高山の真下のモホ面は深く、モホ面にかかる圧力も大きい。
最も深いモホ面と同じ圧力の面を地殻均衡面という。
水に浮かべた木材の上に氷を乗せると、重さに応じて木材は少し沈む。 ところが、氷が融けると木材は再び浮き上がる。
地殻でも同じ現象が起きる。
氷河時代が終わって氷河が溶けると、地殻が軽くなる。
このため、地殻が隆起するのである。
参考文献・サイト
2008/02/16