月食を語る。
日の当たる場所では、地面や壁に影ができる。
これは、物体が日光を遮るからである。
地球も日光を受けているので、背後に影ができるはずである。
地球の影は、夜の側の上空にあるはずだが、宇宙空間には地面や壁がないので、影は見えない。
もし、巨大な壁が地球の背後にあったら、この壁に地球の影が投影されるのが見えるだろう。
月が地球の真後ろにくると、月が壁の役目を果たすので地球の影が月面に投影される。
この現象を月食という。
月は太陽の光を受けて光っている。
太陽の反対側に来ると、太陽光を真正面から受けるので満月となる。
月の軌道は少し傾いているので、満月のたびに月食は起こらない。
月に比べて地球の影は大きい。
このため、月はこの影の中にスッポリと納まってしまう。
これを皆既月食という。
月が地球の影の端を通過するだけで、すべて影に入らない月食を部分月食という。
皆既月食の場合、月面には太陽光は直接当たっていないので、月は見えなくなるはずである。
ところが、皆既月食中の月は赤く見える。
これは太陽光の中の赤い光が、地球の大気内でカーブし月面を照らすからである。
ある地域で皆既月食が見えた場合、その周囲の地域では部分月食が見える。
参考文献・サイト
2008/03/19