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天文年鑑〈2011年版〉
天文年鑑編集委員会
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藤井旭の天文年鑑―スターウォッチング完全ガイド〈2011年版〉
藤井 旭
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初心者のための天体観測入門

天体観測前の予備知識

シーイング

気流の影響で星像がチラチラすることをシーイングといいます。




透明度

空気の澄んでいる度合いを透明度といいます。




大気差

地平線に近い天体が、実際の位置よりも浮き上がって見える現象




暗順応

目が暗さになれることを暗順応といいます。
暗順応には20分〜30分かかります。
暗順応が十分でないと微光星が見えなかったり、星雲状天体もよく見えません。
天体観測前に、十分に目を慣らしましょう。




偏角

磁石の極は北極点にあるのではなく、グリーンランドにあります。
このため、方位磁針のN極は真北を示しません。
(真北ではなく、グリーンランドの方向を示す)

つまり、磁針は真北からずれた方向を指すのです。
このずれを偏角といいます。




月を観測しよう

月は、初めて望遠鏡で見る天体として適しています。
都会地でも光害の影響を受けることなく観測でき、小口径でも地形を見分けることができるからです。
月を見るポイントは、シーイングのよいときを狙うことです。 多少透明度が劣っていても、月の観測には影響しません。



太陽を観測しよう

太陽を直接、望遠鏡で見てはいけません。
太陽投影版を使用します。



星座を見つけよう

月と太陽以外の天体は、星座の位置を知らないと探せません。
星座を見つけるためには、星座早見盤を準備しましょう。



二重星を観測しよう

見かけは1個の星に見えても、天体望遠鏡で拡大すると実は2個の星だったことが分かる場合があります。
このような星を二重星といいます。



星雲・星団を観測しよう

星雲・星団は非常に淡い天体なので、透明度に優れた日に観測することがポイントです。
よく天体写真集で見かける美しい天体写真は、長時間の露出によって撮影したものです。
肉眼は、一瞬ごとの光しか見えないため、天体望遠鏡で星雲・星団を観測しても、写真集と同等には見えません。
過剰な期待は禁物です。



望遠鏡の視野内に星雲・星団を導入したら、天体をじっと見ないことです。
少し目をそらすと、星雲・星団がよく見えます。
これは、人間の目が、中央よりも周辺に感度のピークがあるためです。
[..さらに詳しく見る..]






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