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LROCを語る。


LROC
出展:NASA:GFSC Lunar Reconnaissance Orbiter

LROに装備されたカメラがLROC[Lunar Reconnaissance Orbiter Camera]だ。


LROCは、マリン・スペース・サイエンス・システムズ社[Malin Space Science Systems]による開発で、マーズ・リコナイサンス・オービターのカメラの改造タイプである。


LROCは二つの狭角カメラ[narrow angle camera heads:NAC]と一つの広角カメラ[wide angle camera head:WAC]、および画像を制御するSCS[Sequence and Compressor System]から構成される。




LROCの果たすべき役割は次の二つだ。


LROは周回ミッションであるが、今後は無人または有人の着陸ミッションが実施される。
着陸は平地を選んで実施されるが、どんなに平原にみえても、またまた着陸ポイントにあった小型の岩によって着陸が失敗することもある。
月面に存在する小型の岩などは、安全な着陸にとって脅威なのである。


NACは1つの画素が1メートル以下の解像度を持つ。
このため、NACは小型の岩を識別する能力を持つので、将来の着陸ポイントとして障害物のない地点を選定することができるのだ。


WACは1つの画素が100mの解像度である。
WACは軌道の一周ごとに極域を撮影する。
この画像を重ねることにあよって「永久に影になっている部分」と「太陽光の当たる部分」を識別することができる。
WACはクレメンタイン月探査機で使用したカメラよりも2.5〜5倍の解像度を持っているのだ。


興味深いのは、アポロ計画で撮影された写真とNACの画像との比較調査だ。
二つのミッションは30年間のブランクがある。
双方のミッションで撮影された同一領域の写真の小型クレーターの分布を調べることによって、月面での隕石落下の頻度を調査しようというのだ。


新宇宙政策では長期滞在のための基地を月面に建設する。
隕石直撃の可能性を具体的な数値で把握し、対策を取らなくてはならないのだ。




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参考文献・サイト

NASA:GFSC Lunar Reconnaissance Orbiter
NASA:SSO Lunar Reconnaissance Orbiter
Back to the Moon: Lunar Reconnaissance Orbiter Project

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