ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

超大陸パンゲアを語る。

トップページ地球科学の目次地球の地質年代超大陸パンゲア

超大陸パンゲアとは

パンゲアとは、過去に存在した超大陸である。
超大陸パンゲアが分裂し、2億5000万年かけて移動し、今の陸地の配置になったのである。



古生代末期、ローレンシア大陸、バルティカ大陸、シベリア大陸などが合体して超大陸パンゲアとなった。
この超大陸パンゲアを取り囲んでいた大洋をパンサラッサ海という。



超大陸パンゲアは東側がくびれて内海になっている。
この内海をテティス海と呼ぶ。



超大陸パンゲアは、中生代にローラシア大陸とゴンドワナ大陸に分裂した。
これら大陸はさらに分裂し、現在の大陸配置となった。



パンゲアは「すべての陸地」という意味である。
これは大陸移動説の提唱者ヴェーゲナーが命名した。

陸地がパンゲアひとつしかなかったということは、パンゲアを取り囲む海洋も一つしかない。
パンゲアを包み込む海洋をパンサラッサという。




大陸移動とパンゲア

ペルム紀から三畳紀にかけて、世界の陸地は一か所に集まり巨大な大陸(超大陸)になっていた。
この超大陸がパンゲアだ。
パンゲアは「すべての陸地」という意味だ。



大陸はゆっくりと移動する。
このため、数億年を周期として大陸は一か所に集合し、また分裂していく。
現在の大陸配置はパンゲア分裂から次の超大陸形成に向けての途中なのである。



パンゲアの以前にも超大陸はあった。
11億年前に超大陸ロディニアが分裂し、数億年の後パンゲアになったのだ。




ロディニアからパンゲアへ

超大陸ロディニアは、まず古ローラシア大陸、古ゴンドワナ大陸、コンゴ陸塊の3つに分裂した。
古ローラシア大陸と古ゴンドワナ大陸の間には古テティス海が出来た。
その直後、古ローラシア大陸はさらに、ローレンシア大陸(現在の北米)、シベリア大陸、バルティカ陸塊に分裂した。
この分裂によってイアペタス海、ハンティ海が生まれた。



6億年前、これら陸地は一時的に集まりパノティア大陸をつくった。
パノティア大陸はカンブリア紀になるとすぐに分裂した。



ローレンシア大陸は赤道部に来た。
南にイアペタス海、東にハンティ海、西側と北側にパンサラッサ海があった。



オルドビス紀になると、ゴンドワナからアバロニア(現在の北米の北東部)が分裂した。
このアバロニアはローレンシアに衝突し、さらにバルティカも衝突してユーラメリカ大陸が完成した。
この衝突によって陸地が圧迫され盛り上がり北部アパラチア山脈が誕生した。

シベリア大陸はハンティ海を挟んでユーラメリカ大陸と並んだ。
この間、ゴンドワナは南極に向かった。



シルル紀になると、ゴンドワナとユーラメリカ大陸が衝突した。
シルル紀の終わりまでに、南北中国がゴンドワナから分離し北上した。
この影響で古テティス海が狭まり、あらたに旧テティス海が生まれた。



デボン紀になると、ゴンドワナから南ヨーロッパが分離しバルティカに衝突した。
さらにゴンドワナ自体がユーロメリカへ向けて移動を始めた。
シベリア大陸もバルティカ東部に衝突した。



石炭紀には、ゴンドワナ内の北西アフリカ部がユーロメリカの南端を圧迫し盛り上がりアパラチア山脈の南部が誕生した。
このとき、南北中国は、まだ分断されていた。



石炭紀の中期にはカザフスタン大陸がシベリア大陸に衝突した。
石炭紀の後期には西部カザフスタン大陸がバルティカ大陸に衝突した。
この影響でウラル海が狭まり、ウラル山脈が隆起した。

南アメリカがローレンシアに衝突したことで、アパラチア山脈の南端部とウォシタ山脈が作られた。
この時点で、ゴンドワナが南極点付近に来たため、氷河に覆われた。



石炭紀の終わりには、北部中国がシベリア大陸と衝突したことで古テティス海が消滅した。

ペルム紀の初期、ゴンドワナからキムメリオス・プレートから分離しローラシアへ向かった。
このため、旧テティス海が狭まり、あらたにテティス海が誕生した。



パンゲアは三日月のような形である。
三日月の欠けた部分がテティス海である。



パンゲアの分裂

ジュラ紀になると、東部テティス海から西部の海岸にかけてパンゲアに亀裂が入った。
この亀裂が後の北大西洋である。



分断したパンゲアの北部がローラシアである。
ローラシアは北へ向かいながら時計方向に回転した。
この影響でテティス海が狭められた。



アフリカ東部と南極の間にも亀裂が入った。
これが、後のインド洋になる。



白亜紀になると、ゴンドワナが4つに分裂を開始した。




パンゲアが実在した証拠

メソサウルス(爬虫類)の化石は、ブラジル東部とアフリカ西部に限定して発見されている。
これは、ブラジル東部とアフリカ西部が、メソサウルスの生きた時代に接していたことを示している。



リストロサウルス(獣弓類)やグロッソプテリス(シダ類)の化石は、南アフリカ、アフリカ、オーストラリアなど、広い範囲で確認されている。
これらの大地がかつて陸続きであった証拠である。



ゴンドワナ大陸の南端は南極点にあったため、氷河に覆われていた。
今日の南極大陸、インド、オーストラリア、南部アフリカ、南アメリカから、この時代の氷河の形跡が発見されている。
これは、これらの土地がかつて接していたことを示している。

このページのTOPへ




スポンサーリンク

参考文献・サイト

USGS:Historical perspective
Earth History
Pangaea - ZoomSchool.com

2009/04/22



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト