プログレスを語る。
補給船プログレスはソユーズを改良したロシアの無人貨物輸送船である。
初代のプログレスは1978年から1990年までの間に計42機が打ち上げられ退役した。
現在は、初代プログレスを改良したプログレスMとプログレスM1の2種が運用されている。

プログレス
出展:Russian Progress Spacecraft
プログレスは、使い捨て貨物輸送宇宙船である。
燃料、呼吸用の空気、水、食料、衣服、実験機器、保守用の交換部品、クルーへの郵便を国際宇宙ステーションへと輸送する。
宇宙ステーションへ補給物資を輸送したあとは、宇宙ステーションで生じたゴミを積載し、大気圏に突入し燃え尽きる。
プログレスには輸送以外にも、リブーストという重要な役割を持っている。
国際宇宙ステーションは熱圏内を飛ぶ。
熱圏の空気は極めて薄いが、国際宇宙ステーションはわずかな空気の抵抗を受けて、少しずつ高度が下がる。
そのまま、放っておくと国際宇宙ステーションは落下してしまうのだ。
プログレスは国際宇宙ステーションにドッキングしたままの状態で、ジェット噴射し国際宇宙ステーションの高度を元に戻すのである。
これがリブーストだ。
参考文献・サイト
Russian Progress Spacecraft
JAXA:プログレス補給船
2007/08/11