アレスV / AresVを語る。
アレスVとは
スペースシャトル廃止後の宇宙機開発計画をコンステレーション計画という。
このコンステレーション計画で開発される大型ロケットがアレスVだ。

アレスV
出展:Constellation Program
アレスVは無人の器材・貨物を打ち上げるために利用される。
スペースシャトルは、人員と器材を同時に打ち上げる。
単に打ち上げるだけで済むような衛星も、人員がコクピットに搭乗しなくてはならない。
このため、スペースシャトルは、極めて不経済なシステムであるといえる。
コンステレーション計画では、人員が搭乗したオリオンはアレスIで、無人の器材・貨物はアレスVで別々に打ち上げる。
このため、ミッションに応じてアレスIとアレスVを組み合わせるのだ。
アレスVは「アレス-ブイ」ではなく「アレス-ファイブ」と読む。
アレスVの構造
アレスVの1段目
アレスVは6基の液体燃料エンジンと、2基の固体ロケットブースターを使用する。
液体燃料エンジンはロケットダイン社製のRS-68だ。
固体ロケットブースターはスペースシャトルで使用されたタイプを改造したものだ。
スペースシャトルの場合、SRBは外部タンクの両側に装着された補助ロケットで4つのセグメントから構成される。
アレスVの1段目には、このSRBを5セグメントにしたタイプを使用する。
アレスVの2段目
アレスVの第二段目をEDS[Earth Departure Stage]という。
EDSにはJ-2Xロケットエンジンを1基使用している。
有人月着陸ミッション時、アレスVはLSAMを打ち上げる。
LSAMはEDSに固定されたままの状態で、地球低軌道でオリオンとドッキングする。
その後、EDSの推進によっオリオンとLSAMは月に向かうのだ。
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