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メッセンジャーの推進システムを語る。

水星マリナー10号以来30年間探査されていない。
30年ぶりの水星探査を目指しているのがNASAのメッセンジャーだ。
79億キロの工程と8年間のミッションを支えるのが、推進システムである。


メッセンジャーの推進システムは、1基のメインエンジンと、16基のスラスター(小型ロケットエンジン)から構成される。


メインエンジンには、バイプロペラント(二元推進剤)を使用する。
バイプロペラントとは、推進力を得るために2種類の薬液を合成するタイプの燃料だ。


メッセンジャーのバイプロペラントは、ヒドラジン(ジェット推進燃料用の還元剤)と四酸化二窒素(酸化剤)が使用される。


メインエンジンは大掛かりなTCM[Trajectory Correction Maneuvers:軌道修正]や水星の周回軌道投入に使用される。


姿勢制御に利用されるのがスラスターだ。
スラスターはモノプロペラント(一元推進剤)を使用する。


モノプロペラントはバイプロペラントと異なり、1種類の薬液のみで利用できる燃料だ。
メッセンジャーのモノプロペラントは、ヒドラジンを使用している。





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