内核と外核を語る。
地球は外側から地殻、マントル、核で構成されている。
これは、卵の殻・白身・黄身の三層をイメージすると理解しやすい。
核は液体の外核と固体の内核に分けられる。
46億年前、地球は高温のドロドロの火の玉として誕生した。
軽いケイ素は表面に浮かび上がり、鉄やニッケルは中心に沈み込んだ。
このため、核は鉄やニッケルで構成されることになった。
地球誕生の時点で核はすべて液体であった。
やがて地球は外側から少しずつ冷めた。
核の温度も下がると、圧力の高い中心部から結晶化が進む。
こうして核は液体の外核と固体の内核に分離した。
地球は長時間をかけて少しずつ冷めているので、現在でも結晶化は進んでいる。
このため、外核はゆっくりと大きくなっている。
やがて、核はすべて固体になってしまう。
液体の外核は熱のため対流している。
鉄が対流しているため、電流が円状に流れていることになる。
この影響で磁場が発生し、地磁気となる。
このような地磁気の発生のメカニズムをダイナモ効果という。
核がすべて結晶化すればダイナモ効果は発生しない。
つまり、地磁気は失われるのである。
例えば、火星の核はすべて結晶化しているので、火星に地磁気はない。
参考文献・サイト
2008/02/16