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ベスタを語る。

ベスタはメインベルトで2番目に質量の大きい天体である。 メインベルト全体の質量の9%を占める。 ケレスパラスジュノーとともに4大小惑星と呼ばれている。


ベスタは肉眼で見える唯一の小惑星である。 (ケレスやイリスも肉眼で見えるという話もあるが)


ベスタが発見されてからしばらくの間、新たに小惑星が発見されることはなかった。 このため、小惑星はケレス、パラス、ジュノー、ベスタの4つだけであると認識され、かつこれらは惑星と認識されていた。


ベスタで特徴のある地形は南極付近の巨大クレーターだ。 直径が約460km(ベスタの直径の80%)もある。 クレーターの中央は底部から18kmも高い。


このクレーターは他の小天体との衝突によって生成したものだ。


ベスタと似たようなスペクトルを持つ小惑星の一群をV型の小惑星という。 これらの大部分はベスタと類似した軌道を公転している。 南極付近の巨大クレーターが出来たとき、飛び散った破片がV型小惑星になったと思われている。


1960年10月に、オーストラリア西部の砂漠地帯に落下した隕石をミルビリリー隕石(HED隕石)という。 このHED隕石の光学的特性がベスタに似ていることから、HED隕石はベスタに由来しているとの説が有力である。


ベスタ中心核は鉄とニッケルで構成されており、さらにその外側をカンラン石のマントルが取り巻いている。


ベスタの表面は玄武岩で覆われている。 玄武岩は溶岩流によって生成されるため、太古のベスタはドロドロと溶けていたか、火山活動が存在したと判断できる。


2007年、NASAは小惑星探査機ドーンを打ち上げる。 2011年にベスタ、2015年にケレスに接近する予定である。



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参考文献・サイト

Hubble Maps the Asteroid Vesta
Views of the Solar System:Vesta
Wikipedia:4 Vesta

2007/08/19

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