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小惑星帯を語る。

小惑星が帯状に集中している領域を小惑星帯という。
太陽系にはメインベルトとカイパーベルトの二つの小惑星帯が存在する。

名称場所太陽からの距離代表天体
メインベルト火星・木星間約3AU(1)ケレス
カイパーベルト海王星軌道のすぐ外側約30-約48AU(134340)冥王星


多くの小惑星が火星木星の間に存在していることが、19世紀から分かっていた。
これが、今日でいうメインベルトである。
小惑星帯と言えば、一般にこのメインベルトを指す言葉である。


ところが、20世紀末から海王星軌道の外側の領域でも、多数の小天体が次々と発見されるようになった。
これらを、海王星以遠天体という。


これらの中でも、特に海王星軌道のすぐ外側を、小天体がリング状に太陽を取り囲んでいる領域がある。
これらを、カイパーベルトと呼ぶ。


カイパーベルトもやはり小惑星帯であることから、従来の火星・木星間の小惑星帯をカイパーベルトと区別するためにメインベルトと呼ぶようになった。


メインベルトとカイパーベルトでは、元々の起源が異なる。
太陽系の誕生の初期、微惑星が集まって個々の惑星へと成長した。
このとき、木星の重力の影響で成長できなかった微惑星がメインベルトに生き残っているのである。


カイパーベルトは海王星の引力の影響で、惑星へ成長できなかった微惑星の集まりであると考えられている。
太陽から遠く離れているために、水分やその他のガス成分が熱で揮発することなく塵(チリ)とともに凍りついている。
このためメインベルトの小惑星は岩石質であるが、カイパーベルト天体は汚れた雪だるまと表現される。


軌道が確定した小惑星には、小惑星センター[Minor Planet Center:MPC]によって小惑星番号が与えられる。
小惑星番号は、メインベルトかカイパーベルトかに無関係な連番である。




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