サラリーマン、宇宙を語る。

 HOME |  さくいん |  サイトマップ |  このサイトについて |  水星探査機メッセンジャー |  H-IIBロケット |  初心者のための天体望遠鏡入門 |  太陽系 |  球状星団 |


スポンサ−ドリンク





天文年鑑〈2011年版〉
天文年鑑編集委員会
4416210175



藤井旭の天文年鑑―スターウォッチング完全ガイド〈2011年版〉
藤井 旭
4416210183

小惑星を語る。

トップページ太陽系の目次>太陽系小天体[SSSB]>小惑星

小惑星とは

太陽を回る天体のうち、惑星よりも小さな天体を小惑星という。



現在まで30万個以上の小惑星が発見されているが、それらは、太陽系全体にまんべんなく分布しているのではない。
小惑星の大部分は火星木星の間の軌道を回っているのである。



小惑星が多く分布している、火星木星の間の領域をメインべルトという。



これに対し海王星の外側にも、小惑星がリング状に太陽を取り巻いている領域がある。
この領域をカイパーベルトという。





小惑星の特色

カイパーベルトに属する小惑星を特にカイパーベルト天体という。
メインべルトの小惑星とカイパーベルト天体は起源も特性も異なるが、おなじ小惑星というカテゴリーでくくられる場合が多い。
そのため、メインべルトとカイパーベルト天体を総称して小惑星帯という。



メインベルトの小惑星をすべて合体させたとしても、その質量は惑星のレベルに達しない。
このため、火星木星の間にかつて存在した惑星が破壊され小惑星になったという説は成立しない。



太陽系の誕生の初期、惑星の素である微惑星が多数生成され、合体を繰り返して惑星へと成長した。
木星の引力のため、惑星へ成長できずに残ったものが今日のメインベルトの小惑星と考えられている。



小惑星は軌道によって、いくつかのグループに分類される。
小惑星のグループを「族」「群」と呼ぶ。



さらに、色・アルベド(反射能)・スペクトルによって小惑星を分類する方法もある。
この分類法では「族」「群」ではなく「型」になる
炭素質のC型、ケイ素質のS型、金属質のM型がある。



現在までに発見された小惑星の75%がC型である。
これら以外にも、A型、B型、D型・・・といったマイナーな型がある。




小惑星番号

小惑星が新たに発見され、軌道要素が確定すると小惑星センターに正式に登録される。
このとき、小惑星に与えられる一連の番号を小惑星番号という。



元々、小惑星番号はメインベルトの小惑星が対象であったが、カイパーベルト天体準惑星にも与えられるようになった。



2006年、それまで太陽系第9惑星の地位にあった冥王星が、準惑星に分類された。
その直後、冥王星には小惑星番号134340が与えられた。
惑星の地位を失った途端、手のひらを返したような扱いに、諸行無常を禁じえない。




小惑星発見の歴史

チチウス・ボーデの法則は、惑星の並びを簡単な数式で表現した経験側である。 この法則によると、火星木星の中間に惑星が存在することが予測されていた。



チチウス・ボーデの法則は、単なる経験側なので、あまり当てにされていなかった。
ところが、1781年に天王星チチウス・ボーデの法則が予言する位置で発見されたため、火星木星の間の惑星を探す活動が活発になった。



その結果、1801年1月1日にパレルモ天文台のピアジによってケレスが発見された。
ケレスチチウス・ボーデの法則が予測したズバリの位置で発見されたため、何の疑いもなく新惑星であると認識された。



その後、この周辺に小型の天体が多数存在することが判明し、ケレスも通常の惑星に比較して小さいことが分かった。
そのため、この領域にある小型の天体を小惑星と呼ぶようになった。



なお、ケレスは最大の小惑星であり続けたが、2002年にカイパーベルトで発見されたクワオアーにナンバーワンの座を明け渡した。






スポンサードリンク






最近気になる星の本


このページのTOP
サラリーマン、宇宙を語る。HOME
サイトマップ



プライバシーポリシー

人気コンテンツ

銀河系太陽系球状星団
アンドロメダ銀河太陽黒点白色矮星
大気圏HR図海王星


参考文献・サイト

Trans-Neptunian object
Kuiper Belt Page

2007/08/12

宇宙を語る。HOME
このサイトについて
さくいん

史上最強カラー図解 宇宙のすべてがわかる本
史上最強カラー図解 宇宙のすべてがわかる本
 ↑このサイトの管理人(織野)が
  書いた本です。

太陽系のウンチク
銀河系と恒星のウンチク
星雲と星団のウンチク
宇宙論のウンチク
地球科学のウンチク
宇宙開発のウンチク
研究組織・施設のウンチク
望遠鏡と観測のウンチク
宇宙生物学のウンチク


天文学の用語集
天体望遠鏡の用語集
地球科学の用語集
航空宇宙技術の用語集
地球外生命探査の用語集
太陽物理学の用語集


太陽系
太陽
水星
金星
地球

火星
木星
土星
天王星
海王星
小惑星
カイパーベルト
惑星の定義
準惑星
チチウスボーデの法則
バルカン
惑星気象学


太陽系
小惑星
彗星
1992QB1
AAA天体
ケンタウルス族
海王星以遠天体/TNO
散乱ディスク天体
地球近傍天体/NEO
流星
流星群
隕石
ツングースカ爆発


暗黒星雲
HII領域
原始星
主系列星
赤色巨星
白色矮星
黒色矮星
超新星
中性子星
マグネター
ブラックホール
ウォルフ・ライエ星
パルサー
クォーク星
褐色矮星
赤色矮星
ハービッグ・ハロー天体
矮星
BN天体