金星の雷を語る。
金星に雷は存在するのか?しないのか?
この論争は、1978年のベネラ11号に端を発する。
ベネラ11号はソビエト(当時)の金星探査機で1978/12/25に着陸した。
このベネラ11号が、着陸直後に稲妻を検出しているのだ。
後続のベネラ12号も稲妻を確認し、雷鳴まで録音したのである。
ソビエトの発表は賛否両論に分かれた。
地球上での雷は、雨を伴う。
雨の降らない金星で雷は考えにくいというのが、否定派の論拠だった。
一方で肯定派は火山活動を持ち出した。
金星には火山の地形が多く存在する。
活火山から噴出した火山灰が、雷を誘発したというのだ。
なお、金星の活火山は、未だ確認されていない。
(2007年3月現在)
この金星の雷論争は、約30年間に渡って繰り返されている。
その原因の一つが決定的な映像が得られていないことにある。