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散乱ディスク天体/SDOを語る。

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散乱ディスク天体とは

海王星の軌道の外側に、小型サイズの天体がウジャウジャと存在することが明らかになった。
このような天体を太陽系外縁天体という。
海王星以遠天体またはTNO[Trans-Neptunian Oject]という場合もある。



太陽系外縁天体の代表はエッジワース・カイパーベルトである。
エッジワース・カイパーベルトは、小天体が海王星の外側をリング状に取り囲む領域である。



エッジワース・カイパーベルトの外側にも、ポツポツと太陽系外縁天体が存在する。
これらは、海王星の重力の影響を受け、エッジワース・カイパーベルトから外側にはじき出された天体の一群である。



このような太陽系外縁天体散乱ディスク天体[SDO]という。
散乱円盤天体と呼ぶ場合もある。




散乱ディスク天体の例

(136199) エリス

エリスは散乱ディスク天体であると同時に準惑星に分類されている。
衛星ディスノミアを持つ。




(15874) 1996 TL66

最初に散乱ディスク天体に分類された天体である。
直径は630kmと見積もられている。




(48639) 1995 TL8

最初に発見された散乱ディスク天体である。
発見時、散乱ディスク天体は知られていなかったので、分類されたのは後である。

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参考文献・サイト

Trans-Neptunian object
Kuiper Belt Page
The Solar System

2008/06/15



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