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銀河団と銀河群を語る。

銀河団・銀河群とは

銀河は宇宙全体に、均一に分布しているのではない。
銀河は単独で存在するのではなく、多数が集合して分布している。
数10個の銀河が集合した銀河の集団を銀河群、100個以上の銀河が集合している銀河の集団を銀河団という。



太陽系が所属する銀河(天の川銀河)は、「局部銀河群」とよばれる銀河群に含まれている。



局部銀河群は、天の川銀河の他に、アンドロメダ銀河(M31)さんかく座銀河(M33)大マゼラン雲小マゼラン雲M101等約40個の銀河で構成されている。



銀河団としては、おとめ座銀河団やかみのけ座銀河団が有名だ。



近年、X線による観測によって、銀河団は内部に大量のガスを含むことが明らかになった。
このガスを銀河団ガスという。
銀河団ガスは非常に高温であるため、X線を放射する。このX線が観測に捕捉されたのだ。



銀河団内の銀河は、それぞれ固有に(好き勝手な方向に)動き続けている。
また同時に、重力を及ぼし合って、お互いに集中しようとする。
銀河団はこの二つの傾向がバランスして安定しているのである。



物質があればその周囲に重力を生じる。
物質の量(質量)が大きければ、重力も大きくなる。



銀河団を構成する個々の銀河や、銀河団ガスも重力を生じる。
ところが、銀河団内部に作用する重力は、これらを合計したものよりもはるかに大きい。



このことから銀河団の内部には、現在の観測技術では捕捉できない(目に見えない)物質が多量に含まれていることが明らかになってきた。
この目に見えない物質をダークマターという。



銀河団は、数%の銀河、約20%の銀河団ガスに過ぎず、約70%のダークマターで構成されている。
つまり、物質は目に見えないものの方が圧倒的に多いのだ。





銀河団・銀河群の種類

局部銀河群

天の川銀河が所属する銀河群を局部銀河群という。
局部銀河群は、アンドロメダ大星雲(M31)大マゼラン雲等50個弱の銀河で構成されている。
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おとめ座銀河団

おとめ座銀河団は、局部銀河群のすぐ近くにある銀河団である。
約2,000個の銀河から構成されており、局部銀河群とはスケールが違う。



おとめ座銀河団のメンバーのうち、M49M58M59M60M61M84M85M86M87M88M89M90M91M98M99M100メシエカタログに登録されている。



局部銀河群もおとめ座銀河団、同じ超銀河団に所属する。




かみのけ座銀河群

かみのけ座にある銀河群であるアイベル1656の番号を持つ。







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