サラリーマン、宇宙を語る。

 HOME |  さくいん |  サイトマップ |  このサイトについて |  水星探査機メッセンジャー |  H-IIBロケット |  初心者のための天体望遠鏡入門 |  太陽系 |  球状星団 |


スポンサ−ドリンク





天文年鑑〈2011年版〉
天文年鑑編集委員会
4416210175



藤井旭の天文年鑑―スターウォッチング完全ガイド〈2011年版〉
藤井 旭
4416210183

COTSを語る。

COTSとは

COTSは「コッツ」と読む。
NASAが進めている商業軌道運搬サービスのプログラム名だ。



NASAの新宇宙政策によると、スペースシャトル全機が2010に退役する。
スペースシャトル後継として開発中の宇宙船「オリオン」は、開発が遅れているため導入が2014にずれ込む見込みだ。

とすると、2010年から2014の間、米国は国際宇宙ステーションへの足(輸送手段)がないことになる。



この事態に対処するために、導入された打開策がCOTS[Commercial Orbital Transportation Services]である。

低軌道への資材・人員を輸送するロケットの開発と運用を民間企業に委託し、NASAは民間から輸送サービスを購入しようという発想である。
国際宇宙ステーションへの往復は、(日本のビジネス風に表現すれば)協力会社へ丸投げするのである。



NASAが主導するオリオンの開発が4年も遅れるのに、なぜ民間が2010までにロケットを開発できるのかといった疑問もでる。
それは、COTSで求められる宇宙船のスペックは、オリオンよりも緩いことにある。



オリオンは火星への往復にも対応可能なように開発されている。
火星有人探査の場合、3年以上の間地球から離れてのミッションになるので、技術的ハードルは高いものになる。
火星への往復に成功した宇宙船はまだないから、オリオンは人類史上初の技術的課題に挑戦しているのである。



一方で、低軌道へ往復する技術は、オリオンに比較して楽勝だ。
スペースシャトルの他にもソユーズ等、多くの宇宙船によってすでに実現されている。(もちろん事故もあったが)
決して人類史上初ではないのだ。



NASAはこのような低軌道への往復は、民間の技術でも十分可能と判断し、オリオンの遅れを埋め合わせするためにCOTSを開始したのでる。




COTSの参加企業

COTSのコンペに参加した企業は20社以上にのぼるが、最終選考をパスしたのはスペースX社キスラー・ロケットプレーン社の2社であった。



その後、キスラー・ロケットプレーン社が経営上の理由から、COTSの契約が打ち切られた。
代わって、採用されたのがオービタル・サイエンシズ社だ。

この会社は、アメリカミサイル防衛局の出入り業者だという。






スポンサードリンク






最近気になる星の本


このページのTOP
サラリーマン、宇宙を語る。HOME
サイトマップ



プライバシーポリシー

人気コンテンツ

銀河系太陽系球状星団
アンドロメダ銀河太陽黒点白色矮星
大気圏HR図海王星


参考文献・サイト

SpaceX
Rocketplane Kistler
Rocketplane

宇宙を語る。HOME
このサイトについて
さくいん

史上最強カラー図解 宇宙のすべてがわかる本
史上最強カラー図解 宇宙のすべてがわかる本
 ↑このサイトの管理人(織野)が
  書いた本です。

太陽系のウンチク
銀河系と恒星のウンチク
星雲と星団のウンチク
宇宙論のウンチク
地球科学のウンチク
宇宙開発のウンチク
研究組織・施設のウンチク
望遠鏡と観測のウンチク
宇宙生物学のウンチク


天文学の用語集
天体望遠鏡の用語集
地球科学の用語集
航空宇宙技術の用語集
地球外生命探査の用語集
太陽物理学の用語集


ロゼッタ
COROT
STEREO
ACE
テミス
メッセンジャー
フェニックス
ドーン

スイングバイ航法
マーズ・サイエンス・ラボラトリ[MSL]
COTS