ウラノメトリアを語る。
ウラノメトリアとは、バイエルが制作した星図である。
ウラノメトリアでは、従来から知られていたトレミーの48星座にくわえて、12の新星座も収録している。
ウラノメトリアの中でバイエルは、恒星に記号を与えている。
この記号は、星座ごとに明るい星から順にα、β、γ、δ・・・とギリシャ文字を付けたものであり、現在の88星座にも引き継がれている。
この記号をバイエル符号(またはバイアー符号)という。
ウラノメトリアより以前の星座図は、天球を外側から見た状態で描かれている。
そのため、実際の星の配列と左右が逆になっている。
ところが、ウラノメトリアから実際に見た通りの星の配列で描かれるようになったのだ。
12の新星座は、ケイザーとホイットマンが南半球へ遠征して観測し、持ち帰ったデータに基づいて設定された。
ただし、ウラノメトリアの中で、はえ座は「ミツバチ座」となっている。
このミスは、後年、ラカイユによって正された。
参考文献・サイト
Linda Hall Library of Science, Engineering, & Technology
2009/06/08