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黒色矮星を語る。

白色矮星のなれの果てが黒色矮星である。



恒星は中心部での核融合反応によって光輝く。
この核融合反応が進むと、恒星の中心に反応によって生成されたヘリウムのカタマリの芯ができる。
このため、今までは中心部で起こっていた核融合反応も、ヘリウムの周りで起こるようになる。



このように核融合反応が起こる場所が外側に行くことによって星全体が膨らみ始める。
これが赤色巨星である。



赤色巨星の外層は重力による束縛が弱いので、ガスは容易に宇宙空間へと離散してしまう。
外層のガスがすべて散逸すると、
核融合反応の結果生じたヘリウム(または、それ以上に重い元素)の芯がムキ出しになる。



これが白色矮星だ。
白色矮星は核融合反応を起こさない。
つまり、内部に熱源を持っていないのだ。



このため、白色矮星は赤色巨星だったころの余熱で光っている。



白色矮星は熱源を持っていないため、少しづつ冷めていく。
冷めれば、だんだんと暗くなる。
完全に熱を失い、光を放たなくたった星が黒色矮星である。



しかし、白色矮星が放熱によって黒色矮星に変化するには、数百億年の時間がかかる。
宇宙が誕生してから137億年なので、宇宙にはまだ黒色矮星は存在していないと考えられている。



黒色矮星は理論上の存在なのである。




その他の矮星

矮星には次のような種類がある。

褐色矮星小さすぎて核融合を起こせなかった星
赤色矮星非常に小さく、低質量な主系列星
青色矮星末期の赤色矮星
白色矮星太陽クラスの主系列星の末路の星
黒色矮星時間が経過し、冷え切った白色矮星






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参考文献・サイト

Encyclopedia of Science:black dwarf

2007/07/09

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