ロゴ

 HOME |  ニュース解説 |  さくいん |  このサイトについて |  日本の月探査機かぐや |  火星探査機フェニックス |  水星探査機メッセンジャー |  


X線パルサーを語る。

X線パルサーとは

パルサーのうち、X線を放射するパルサーをX線パルサーという。




X線パルサーのメカニズム

X線を放つメカニズムは、単一ではない。
いくつかのメカニズムが確認されている。




磁場

一つ目は磁場によるX線放出である。
中性子星は磁場を持つ。
しかし磁極は自転軸とは一致していない。



このため、磁極は中性子星の高速回転に伴って振り回されることになる。
このとき、周囲の電子が磁場と相互作用を起こし、電磁波を放射するのである。



これはX線に限ったことではなく、電波可視光ガンマ線等の電磁波も同じプロセスで放射される。




高温

2つ目は高温によるX線放出である。
物体は温度に応じた電磁波を放つ。
特に高温の場合はX線を放つ。



中性子星の磁極付近は、ガスや塵が高速で落下し表面に激突するので、その部分の温度は非常に高くなる。
この部分がX線を放つのだ。




降着円盤

3つ目は降着円盤によるX線放出である。
中性子星が恒星と連星系を構成している場合、恒星から中性子星へガスや塵などの物質が引き込まれる。



物質は、一度に中性子星に落下せず、中性子星の周囲をグルグルと螺旋を描きながら円盤を形成する。
これを降着円盤という。



降着円盤が形成される際、移動してきた物質の重力のエネルギーが解放されるので降着円盤は高温になる。 さらに降着円盤内の物質は互いに接触するので、摩擦熱が発生する。
これら熱のためX線などの電磁波が発生する。



降着円盤を構成する粒子は、中性子星の磁場の影響で磁極の上空へと集結する。
ここがX線などの放射源になるのである。



中性子星の自転に伴って、磁極は振り回される。
このため、磁極が地球を向いたときにX線が観測されるのである。








TOP
HOME


プライバシーポリシー



参考文献・サイト

X-ray Pulsar
Imagine the Universe:Pulsar
BATSE Pulsar Studies

2008/08/01

太陽系のウンチク
銀河系と恒星のウンチク
星雲と星団のウンチク
宇宙論のウンチク
地球科学のウンチク
宇宙開発のウンチク
研究組織・施設のウンチク
望遠鏡と観測のウンチク


天文学の用語集
天体望遠鏡の用語集
地球科学の用語集
航空宇宙技術の用語集
地球外生命探査の用語集
太陽物理学の用語集



星座のリスト
恒星を語る。
実視等級と絶対等級を語る。
種族を語る。
スペクトル型を語る。
恒星の進化を語る。
変光星を語る。
HR図を語る。
太陽系外惑星を語る。
いて座Aスターを語る。
星震を語る。


暗黒星雲を語る。
HII領域を語る。
原始星を語る。
主系列星を語る。
赤色巨星を語る。
白色矮星を語る。
黒色矮星を語る。
超新星を語る。
中性子星を語る。
マグネターを語る。
ブラックホールを語る。
ウォルフ・ライエ星を語る。
パルサーを語る。
クォーク星を語る。
褐色矮星を語る。
赤色矮星を語る。
ハービッグ・ハロー天体を語る。 矮星を語る。