こぎつね座を語る。
こぎつね座は、夏の星座である。
こぎつね座は、ポーランドの天文学者ヘベリウスによって設定された10星座のうちの一つである。
ヘベリウスは、ガチョウを咥えたキツネの姿を描き、「キツネとガチョウ座」とした。
こぎつね座で最も明るい星でも4等級であり、目立たない星座である。
固有名を持つ恒星はα星のルキダのみである。
ところが、亜鈴状星雲M27があるおかげで、名前は知られるようになった。
なお、ヘベリウスは、こぎつね座と隣接してケルベルス座を設定したが、現在の88星座には採用されなかった。
ヘベリウスが設定した10星座のうち、こぎつね座を含む7星座が現在の88星座に引き継がれている。
こぎつね座の主な恒星
ルキダ [α Vul]
こぎつね座で最も明るい恒星である。
ルキダは4等級の赤色巨星である。
太陽系から 297光年の距離にある二重星である。
こぎつね座23 [23 Vul]
こぎつね座で2番目に明るい恒星である。
太陽系から 328光年の距離にあるK型星である。
こぎつね座31 [31 Vul]
こぎつね座で3番目に明るい恒星である。
太陽系から 216光年の距離にあるG型星である。
こぎつね座13 [13 Vul]
こぎつね座で4番目に明るい恒星である。
太陽系から 359光年の距離にあるB型星である。
こぎつね座の主な星雲・星団
M27
M27は有名な惑星状星雲である。
亜鈴に似ていることから、亜鈴状星雲とも呼ばれている。
M27の発見者はシャルル・メシエである。(1764年)
これは、最初に発見された惑星状星雲でもある。
M27の距離は490光年と算出されている。
同時に、ガスは100年あたり6.8秒(角度で3600分の6.8度)のスピードで広がっているため、M27の年齢は4000年と見積もられている。
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コート・ハンガー星団
肉眼で識別できる散開星団である。
洋服のハンガーのような形に星が配列していることから、コート・ハンガー星団と呼ばれている。
ブロッチ星団[Brocchi's Cluster] と呼ばれる場合がある。
アマチュア天文家のブロッチが、この星団の星図を作成したことに由来する名称である。
こぎつね座のその他の天体
PSR 1919+21
PSR 1919+21は、パルサー発見の第一号である。
参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
Brocchi's Cluster, Collinder 399
2009/05/23