うお座を語る。
うお座は、秋の星座である。
黄道十二星座の一つで、みずがめ座と おひつじ座の間にある。
ギリシア神話に登場する美の女神アプロディテとエロスが、怪物テュフォンから逃れるために化けた魚の姿を現している。
うお座は、トレミーの48星座でもある。
トレミー48星座は、2世紀以来使われてきた。
しかし、18世紀に、トレミー48星座の中のアルゴ座がラカイユによって分割された。
うお座を含む残りの47星座は、すべて現在の88星座に引き継がれている。
現在の春分点は、うお座にある。
春分点は、歳差の影響で毎年50"の割合で西へ移動しつつある。
このため、西暦2600年代には、春分点はみずがめ座へと入り込む。
逆に古代バビロニアの時代には、春分点はおひつじ座にあった。
このため、星座が誕生したときには、春分点があったおひつじ座を黄道十二星座の1番目とした。
現在、うお座に春分点があるにもかかわらず、黄道十二星座の中で、うお座は12番目に数えられている。
うお座の主な恒星
アルレシャ[α Psc]
アルレシャは「ひも」という意味がある。
太陽系から139光年の距離にある二重星である。
4.3等のA型星の周囲を、5.2等のA型星が700年で公転する。
うお座η [η Psc]
太陽系から294光年の距離にある二重星である。
太陽の316倍の明るさ、26倍の半径、4倍の質量を持つG型星である。
うお座γ [γ Psc]
うお座の主な星雲・星団
M74
M74は渦巻き銀河であり、ちょうど真上から見た状態になっている。
Sc型に分類される。
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うお座の流星群
うお座5月群
昼間の群なのでレーダーで観測される。
うお座γ群
9月に出現する。
うお座のその他の天体
ヴァン・マーネン星
14.4光年離れた白色矮星である。
一年間に2.98"の固有運動を持つ。
シリウスB、プロキオンBについで、3番目に近い白色矮星である。
シリウスB、プロキオンBは共に伴星である。
そんため、ヴァン・マーネン星が単独の白色矮星としては最も太陽系に近いことになる。
ヴァン・マーネンとは、発見者の名である。
参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
BBC:Constellations
Chandra X-ray Observatory
space.com
2009/05/06