おひつじ座を語る。
おひつじ座は、秋の星座である。
黄道十二星座の一つで、うお座と おうし座の間にある。
おひつじ座は、トレミーの48星座でもある。
トレミー48星座は、2世紀以来使われてきた。
しかし、18世紀に、トレミー48星座の中のアルゴ座がラカイユによって分割された。
おひつじ座を含む残りの47星座は、すべて現在の88星座に引き継がれている。
春分点は、歳差の影響で毎年50"の割合で西へ移動する。
このため、春分点のある星座は移り変わっていく。
星座が誕生した古代バビロニアの時代にはおひつじ座にあった。
このため、黄道十二星座の1番目は、おひつじ座になった。
なお、現在の春分点は、うお座にある。
おひつじ座の主な恒星
おひつじ座α [α Ari]
アルレシャは「ヒツジ」という意味がある。2等級である。
おひつじ座β [β Ari]
おひつじ座で2番目に明るい。
太陽系から60光年の距離にあるA型星である。
おひつじ座βは分光連星でもある。
G型の伴星が107日で公転する。
おひつじ座δ [δ Ari]
太陽系から168光年の距離にあるK型星である。
太陽の13倍の直径を持つ。
おひつじ座の主な星雲・星団
おひつじ座にはメシエ天体がない。
いくつかのNGC天体があるが、どれも暗いものばかりだ。
NGC697
NGC697は銀河系外星雲である。
NGC772
NGC772は銀河系外星雲である。
NGC972
NGC972は銀河系外星雲である。
NGC1156
NGC1156 は銀河系外星雲である。
おひつじ座の流星群
おひつじ座5月群
昼間に出現する流星群なので肉眼では観測できない。
1960年に、レーダー観測によって発見された。
HR100前後の規模の大きい流星群である。
おひつじ座秋群
9月7日から10月27日までの間に活動する群である。
おひつじ座δ群
12月8日から13日にかけて出現する。
1959年に発見された。
おひつじ座のその他の天体
ティーガーデン星
SO 25300.5+165258という名称も持つ。
2002年に発見された赤色矮星である。
距離は7.8光年のため、太陽系に3番目に近いと見られている。
質量は太陽の7%、明るさは30万分の1しかない。
参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
NEWLY-DISCOVERED STAR MAY BE THIRD-CLOSEST
Star Search Finds Neighborly Red Dwarf
Teegarden's Star
2009/05/06