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ハビタブルゾーン/生命居住可能領域を語る。

宇宙の中で、生命が発生し進化するためには、液体の水が必要と考えられている。
原始的な生命も含めて、生命体の体内では常に化学反応が起こっており、この化学反応を支えているのが水であるからだ。


太陽系の場合、火星よりも遠くては、水が凍ってしまい液体でいられない。
金星よりも太陽側では、水は蒸発してしまう。
地球は、水が液体でいられるちょうどよい領域にいるのだ。


水が液体でいられるちょうどよい領域をハビタブルゾーンという。
「生命居住可能領域」「エコスフィア」という場合もある。


ハビタブルゾーンは、太陽からの一定の距離にある。
だから、ハビタブルゾーンは、太陽を球殻状に取り巻いていることになる。
地球はたまたまその中にあったので、生命が誕生し進化したのである。


ハビタブルゾーンにあっても生命が育つとか限らない。
は大気を持たないため、表面に水を維持することができない。
ハビタブルゾーン内であるのに、月は生命が棲めないのだ。


太陽は主系列星だが、40億年後から赤色巨星へと進化する。
赤色巨星は主系列星よりも放射が大きい。
このため、太陽のハビタブルゾーンが外側に広がっていく。


そのころ、地球は海が蒸発してしまいハビタブルゾーンから外れ、木星エウロパの氷が融けて表面に海が現れる。
しかし、このときエウロパに生命が発生したとしても、高等生物まで進化する可能性はないだろう。
その時点で太陽の寿命は10億年しか残っていないからだ。


太陽系外惑星の探査でもハビタブルゾーンが注目されている。
ハビタブルゾーン内に惑星が発見されれば、その惑星には生命が存在する可能性があるからだ。





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参考文献・サイト

Encyclopedia of Science:habitable zone (HZ)

2008/01/19

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