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くじら座を語る。

くじら座は秋の星座である。
ギリシア神話に登場するクジラの怪物を表現した星座である。
このクジラは、生贄のアンドロメダに襲いかかろうとするところを、ペルセウスによって倒された。



くじら座はトレミー48星座のうちの1つでもある。
トレミー48星座は、2世紀以来使われてきた。



しかし、18世紀に、トレミー48星座の中のアルゴ座ラカイユによって分割された。
くじら座を含む残りの47星座は、すべて現在の88星座に引き継がれている。



くじら座の主な恒星

くじら座β [β Cet]

くじら座で最も明るい恒星である。
デネブ・カイトスという固有名で呼ばれる場合もある。



くじら座α [α Cet]

くじら座で2番目に明るい恒星である。
メンカレという固有名で呼ばれる場合もある。



ミラ[ο Cet]

変光星発見の第一号は、くじら座のo(オミクロン)である。
この星はミラと呼ばれている。
ミラとは不思議という意味がある。
くじら座では、α星の固有名よりも、ο星の固有名の方が知名度が高い。
ミラが最も明るくなったとき、くじら座で2番目に明るい恒星になる。




くじら座の主な星雲・星団

M77

M77はくじら座で唯一のメシエ天体である。


直径17万光年の銀河系外星雲である。
そのサイズはメシエ天体の中で最大である。
活動銀河核(AGN)を持つセイファート銀河である。
[..さらに詳しく見る..]



NGC247

NGC247は銀河系外星雲である。



NGC1055

NGC1055は銀河系外星雲である。



NGC246

NGC246は、惑星状星雲である。



くじら座の流星群

くじら座10月群

昼間の群なのでレーダーで観測される。




くじら座η群

9月20日から11月2日の間に出現する。
1964年に発見された。
火球が多い。




くじら座o群

5月7日から6月9日の間に出現する。
昼間の群なのでレーダーで観測される。
1950年に発見された。




くじら座のその他の天体

くじら座τ [τ Cet]

地球外知的生命がメッセージを送信しているかも知れない。
その電波をキャッチしようという計画が、1960年に実施された。
この計画をオズマ計画という。


オズマ計画の目標となった天体が、くじら座τとエリダヌス座εであった。
150時間に渡り、グリーンバンク電波望遠鏡で、二つの星を探ったが、文明の存在を示唆するデータは得られなかった。



くじら座UV [UV Cet]

突如、増光して、数分で元の明るさにもどる変光星である。
恒星表面で発生するフレアが原因である。
このようなタイプの変光星をくじら座UV型変光星という。

なお、くじら座UVはくじら座の中で太陽系に最も近い恒星である。

グリーゼ1002 [Gl 1002]

グリーゼ1002は太陽系から15光年先にある赤色矮星である。
一般に赤色矮星はフレアを頻繁に放つが、今までのところグリーゼ1002にはフレアが観測されていない。





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参考文献・サイト

Constellations
Star Tales
Chandra X-ray Observatory

2009/05/18

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